読書呼吸法

2005年2月9日 読書
たぬです

舞城王太郎の「煙か土か食い物」という小説を読んだ

どうでもいいが

舞城王 太郎 さんだとずっと思っていたら
舞城 王太郎 さんだった

ちょっとしたことで随分イメージが変わる気がする

この作家さんに手を出したのは初めて

スピード感もあり なかなか楽しく読めたわけですが
なんかこう 息苦しい

なんでだろう・・・考えて気づく

この作品の文章
ワンセンテンスが異様に長い(ワンセンテンスの意味を本当には理解していないがニュアンスで!)

主人公の考えてることをそのまま書いたって感じなもんだから

私は今日風邪をひいたようだ、ひいたというよりうつされたんじゃないのか、いや待てほんとにそうなのかそれはただの気のせいじゃないのか絶対そうだそうだろう!風邪なんかひいてる場合じゃないんだそうだろ。でもこの寒気はなんだ、なんだかぼんやりしてるのは薬のせいじゃないよな、どうしちまったんだくそくそくそ!

てな感じ
(これは私の今の状態 ちょっと風邪気味)

どうですか?一気に読んでみてください

読んでるこっちは息継ぎができない なんか息苦しい

普段本読んでる時は呼吸なんて気にもしないから
初めて気づいた事実
というか発見

好きな作家さんの文章は気持ちよくなる呼吸ができるってことなのかなと思った

法月綸太郎の「生首に聞いてみろ」が読みたくて仕方ないのだが
予約はあと40人ほど

夏には読めるだろうか

仕方ないので綸太郎シリーズの昔のを読み始めた

わかりやすい感じで何も考えなくてよいので
楽しいっすね

だから早く生首に聞いてみたいんだが

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