たぬです

最近なかなか本が読めないのだが
読んで後悔した本といえば

「水底の森」柴田よしき

この人の「聖なる黒夜」は男性の同性愛のドロドロした話で
女子の私としては見てはいけない世界を覗き見るような楽しさで結構好きだったんだが
今回の話は 男女のドロドロというか
どうしよーもない女の半生を散々読まされた上
その終わり方はねーんじゃねーの!と久々に
読み終えたあと「おいおい!」と口に出してつっこんでしまった

あんまり柴田作品を読んだことがないのでファンの人には申し訳ない感じですが
最初絶対殺人事件から始まるのに
最終的にそれはオマケとなり
事件に絡んだ人間模様(ドロドロ)がメインにとってかわり
殺人事件に最終的に戻るんかと思いきや戻りもせず…

同じ殺人がテーマで こうもズレるものかと驚きを隠せず

私としては冒頭の殺人犯が誰なのかを知りたい一心で最後まで読みきったが…まぁ予想通りでガックリ

金沢が実名で出てきてさらにリアル…

でも 金沢の裁判所の回りの城址公園あたりは
さびれまくりでオフィスはない 
昼休みのオフィスレディーはあそこにはいない

ま フィクションだからいいのか

あぁしんどかった…

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